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抜け毛がひどい場合の40代女性は何が原因で毛が抜ける?改善と予防と治療について紹介

抜け毛がひどい場合の40代女性は何が原因で毛が抜ける?改善と予防と治療について紹介

「40代になると抜け毛がひどいのは女性も男性も同じ?」

「抜け毛が酷い原因や治療法が多すぎてどれが良いのかよくわからない」

40代になり抜け毛がひどくなる場合、女性も男性も主にホルモンバランスの乱れや生活習慣の乱れが原因となります。

原因によって治療法が異なるため、自分の抜け毛が酷い原因をまず突き止めて、そこから正しい治療を行なうことが大事です。

この記事では、40代で抜け毛がひどい女性にフォーカスし、抜け毛の原因や改善策、予防方法を解説します。

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目次

抜け毛がひどい原因は何がある?40代女性の場合の4つの主な原因

40代女性の場合の4つの主な原因

女性が40代になってから抜け毛がひどくなる原因は、主に以下の4つが関係している傾向にあります。

  • ホルモンバランスの変化
  • ストレスによる自律神経の乱れと血行不良
  • 生活習慣の乱れによる頭皮環境の悪化
  • 女性型脱毛症(FAGA)

ここでは、この4つが抜け毛にどう関係しているかを解説します。

ホルモンバランスの変化による抜け毛

40代女性の抜け毛の原因として最も一般的なのは、ホルモンバランスの変化です。

閉経前後の時期に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減少します。

このエストロゲンは髪の成長サイクル(ヘアサイクル)を正常に保つ役割を担っていますが、減少すると髪の成長が遅れ、抜け毛が増える傾向があります。

また、ホルモンの乱れにより頭皮の皮脂分泌が過剰になり、毛穴が詰まりやすくなることも原因の一つです。

ヘアサイクルと抜け毛の関係

ヘアサイクルは

  1. 髪が伸び続ける成長期
  2. 成長が止まり抜け落ちる準備をする退行期
  3. 活動を停止して抜け落ちる休止期

の3つの流れであり、正常なヘアサイクルの場合、成長期は2~6年以上続きます。

ヘアサイクルが乱れた場合、成長期が極端に短くなり、十分に成長しない細く弱々しい毛になってしまい、抜け毛が増える要因となります。

ストレスによる自律神経の乱れと血行不良による抜け毛

ストレスが慢性的に続くと、自律神経が乱れ、血行不良を引き起こします。

血行不良による頭皮の栄養不足が、抜け毛の原因の一つです。

自律神経は興奮状態になると血管が収縮し、血流が一時的に減少します。

これにより体が活発になるのですが、この状態が続くと血流が悪くなってしまいます。

頭皮への血流が滞ると、毛根に十分な栄養が届かず、抜け毛が増える原因です。

そして、自律神経が興奮する原因がストレスであり、ストレスを感じ続けると血流も悪くなってしまいます。

特に40代は仕事や家庭の責任が重くなり、ストレスを感じやすい世代です。

40代になって抜け毛がひどくなったと感じるのは、そうした環境によるストレスも影響しています。

生活習慣の乱れで悪化した頭皮環境による抜け毛

栄養の偏った食事や夜ふかしによる慢性的な睡眠不足は頭皮環境悪化の大きな原因です。

例えばダイエットでタンパク質やカロリーを十分に摂取していない場合、髪の毛を作るタンパク質が不足し、髪が十分に育ちません。

逆に、脂質を多く取っていると、頭皮の分泌量が増えて毛穴を塞いでしまう可能性もあるのです。

栄養バランスが良い食事を取っていても、睡眠不足の場合抜け毛が増える可能性が高くなります。

人は、リラックスした睡眠でストレスの解消を行なう他、睡眠中に分泌される成長ホルモンで肌や髪の毛のダメージを修復します。

睡眠中に分泌される成長ホルモンが不足すると、髪の修復が進まなくなりますし、上述した自律神経の興奮も促し、ストレスを悪化させてしまうのです。

FAGA(女性型脱毛症)による抜け毛

女性特有の脱毛症であるFAGAは、40代女性に多く見られる抜け毛の要因です。

FAGAの主な原因は加齢による女性ホルモンの減少です。

FAGAはAGAと同じくジヒドロテストステロンが毛乳頭と呼ばれる細胞と結合することで、ヘアサイクルを乱すのが原因です。

ジヒドロテストステロンは男性ホルモンであり、男性ホルモンが多い男性は女性よりも早い時期に発症します。

女性の場合は加齢で女性ホルモンが減少することで発症しやすくなり、ホルモンバランスが乱れやすくなる40代は、FAGAを発症しやすい年代です。

40代から始められる抜け毛がひどい場合の対策

最近抜け毛がひどいと感じたのであれば、すぐにでも対策を始めましょう。

抜け毛の改善は早くに行えばその分もとに戻るのも早いですし、抜け毛が一時的なものだったとしても、対策を行うことで将来の抜け毛予防に繋がります。

ここでは、40代から始められる抜け毛対策を紹介します。

クリニックで抜け毛の原因を聞く

抜け毛がひどいと感じたのであれば、抜け毛の専門のクリニックに相談し、正しい原因を特定しましょう。

医師による診断を受けることで、ホルモンバランスの乱れやFAGAなどの原因が明らかになります。

原因に対して適切な治療方法を提案してもらえるため、自分で調べて対策をするよりも確実で、早期の対策が可能です。

さらに、治療だけでなく、頭皮ケアのアドバイスや生活習慣改善の指導も受けられることが多い為、将来的な抜け毛予防にも繋がります。

生活習慣の改善で頭皮環境の改善

生活習慣の見直しは、抜け毛対策の基本です。

特に、バランスの取れた食事と規則正しい睡眠は重要なポイントです。

食事では、以下の栄養素を摂取しましょう。

  • タンパク質、髪の毛の主成分
  • 脂質:髪の毛や頭皮の保護
  • 亜鉛:抜け毛予防
  • ビタミンB:タンパク質の代謝のサポート

また、睡眠は1日7〜8時間を目安にし、質を高める工夫をすることが大切です。

睡眠1時間以上前はテレビやスマートホンを見ず、入浴も済ませておきましょう。

他にも、運動不足の場合は、軽い有酸素運動を取り入れることで全身の血行を改善し、頭皮にも良い影響を与えます。

これらの基本的な生活習慣を整えることで、抜け毛の進行を防ぐことができます。

ストレス対策で定期的なストレス発散を行なう

ストレスの定期的な発散は、抜け毛予防に重要な要素です。

ストレスは溜まり続けると物事に対するモチベーションが下がり、ストレス発散のための趣味すら億劫になってしまいます。

そのため、ストレスは定期的に発散し、蓄積させないことが大事です。

具体的には、趣味を楽しむ時間を確保する、友人と過ごす時間を大切にする、ヨガや瞑想を取り入れるなどが効果的です。

また、頭皮マッサージやアロマセラピーを組み合わせることで、心身のリラックスを促しながら血行改善も期待できます。

また、軽い運動はストレス発散を促すエンドルフィンやセロトニンの分泌を促すので、日常で軽く体を動かすのは有効です。

FAGAは内服薬を使用してヘアサイクルの乱れを改善する

FAGAは、治療薬で改善できます。

内服薬や発毛剤を使用することで、乱れたヘアサイクルを正常に戻すことが期待できます。

ただし、これらの治療は医師の診断と指導の下で行う必要があります。

自己判断で使用すると、副作用のリスクが高まるため注意が必要です。

治療薬の効果は個人差がありますが、長期的なケアを続けることで効果を実感する人が多いです。

専門医に相談し、自分に合った治療法を選びましょう。

まとめ

この記事では、40代の女性で抜け毛が酷い原因やその対象方法を紹介しました。

40代女性の抜け毛には、ホルモンバランスの変化、ストレス、生活習慣の乱れ、そしてFAGAが主な原因として挙げられます。

これらの原因を理解し、適切な対策を取ることで、抜け毛を予防し改善することが可能です。

特に、専門クリニックでの診断や生活習慣の改善は、抜け毛の進行を食い止めるための有効な手段です。

このコラムを監修した医師

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